内反小趾とは?原因・症状・改善方法を徹底解説
みなさんは「内反小趾(ないはんしょうし)」という言葉を聞いたことがありますか?
足のトラブルといえば「外反母趾(がいはんぼし)」をイメージする方が多いかもしれませんが、実は小ゆび(足の第5趾)が親ゆび側に入り込んでしまう「内反小趾」も非常に多い症状です。
放置すると歩行に影響が出たり、転倒のリスクが高まるため、早めの対処が大切です。
ここでは、内反小趾の定義・症状・原因・改善方法を詳しく解説していきます。
内反小趾の定義と症状
内反小趾とは、足の小ゆび(第5趾)が親ゆび側に曲がり込んでしまう状態を指します。
医学的には 小趾の角度が12度以上 で内反小趾と診断されます。
さらに 20度以上 の角度になると、痛みの有無に関わらず身体に悪影響を及ぼすケースが多く、注意が必要です。
症状としては以下のようなものが見られます。
- 靴を履いたときに小ゆびの付け根が当たって痛む
- 足の幅が広がり、靴が合わなくなる
- タコや魚の目ができやすい
- 歩行時にバランスが取りにくくなる
特に、加齢や運動不足によって足の筋力が落ちている方では、進行しやすくなります。
内反小趾の原因
内反小趾の原因はひとつではなく、生活習慣や体の使い方に深く関係しています。
代表的なものを挙げると以下の通りです。
- 小ゆびが使えていない
現代人は歩く時間が減り、足ゆびをしっかり使わずに生活しがちです。
その結果、小ゆびが正しく機能せず、親ゆび側に倒れ込んでしまいます。 - 親ゆび(母趾)が使えていない
親ゆびは歩行や立位の際に大きな役割を担っています。
ところが、外反母趾や浮きゆびなどで親ゆびが使えなくなると、バランスを小ゆびに頼るようになり、結果として小ゆびの変形が進んでしまいます。 - 合わない靴を履いている
幅の狭い靴やヒールの高い靴は、小ゆびを圧迫し変形を助長します。
特に女性に多い原因のひとつです。 - 遺伝的要因や足の形
扁平足や開張足など、足の構造そのものが変形を起こしやすいケースもあります。
放置するとどうなる?
内反小趾は自然に治ることはなく、放置すると徐々に進行していきます。
変形が強くなると靴を選ぶのが難しくなるだけでなく、歩行時のバランスが崩れ、転倒リスクの増加 や 膝・腰の痛み にまでつながる可能性があります。
特に高齢者にとっては、転倒が骨折や寝たきりの原因になることもあるため、早めの対応が欠かせません。
内反小趾の改善・予防方法
では、内反小趾を改善・予防するためにはどのような方法があるのでしょうか?
- 足ゆびをしっかり使う習慣をつける
タオルギャザー(床に置いたタオルを足ゆびで手繰り寄せる運動)や、足ゆびのグーチョキパー運動がおすすめです。 - 正しい靴選び
足幅に合った靴を選び、つま先部分に余裕があるものを使用しましょう。
ヒールの高い靴はなるべく控えることも重要です。 - インソールやテーピングの活用
専門家によるインソール調整や、整足テーピング®などの施術で足のアーチをサポートすると、進行予防につながります。 - 専門家に相談する
自己流のケアだけでは限界があるため、整形外科や整足院などの専門家に相談し、自分の足の状態を正確に知ることが大切です。
まとめ
内反小趾は「小さなゆびの変形」と軽視されがちですが、実は全身の健康や生活の質に大きな影響を与える症状です。
痛みがなくても角度が20度以上ある場合は、すでに身体に悪影響が及んでいる可能性があります。
「小ゆびが痛む」「靴が合わなくなった」「歩くとバランスが悪い」と感じたら、それは内反小趾のサインかもしれません。
放置せず、早めに改善へ取り組みましょう。
👉 ポイント
- 内反小趾は小ゆびが親ゆび側に曲がり込む症状
- 12度以上で診断、20度以上で身体に悪影響
- 原因は「小ゆびが使えていない」「親ゆびが使えていない」「靴の圧迫」など
- 放置すると転倒リスクや腰痛・膝痛につながる
- 早めの予防・改善が大切
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